2005年02月15日

亡備録

一般の方は以下関係ありません。(笑)

世の中にはQJ71DN91というユニットが存在する。しかし、日本では宣伝はおろかカタログにも載っていない。 今回アメリカ向けの装置だったので思わず使ってしまったので人柱の記録として残しておこうと思う。 三菱だけどDeviceNetのマスターユニットである。

どうも、三菱は日本では売る気はなさそう。先日まではWebから日本語マニュアルもダウンロード出来たがそれもなくなってしまった。 出来れば積極的なサポートは必要ないのでマニュアルの入手と物の入手はできれば可能なままにしておいて欲しい。三菱電機へのお願いである。 リモートでIOとか、インバーターいっぱいってときなんかはCC-Linkを使うんだし。

なぜかというと、どうしても温調器なんかでオムロンを使いたい時とかあるだろう。その時、 インバーターは三菱だったりするのもよくあること。システムを組む時には使い慣れた良い製品を出来れば組み合わせたい。

逆にオムロンに対してはCC-Linkの製品があっても良いんじゃない?って言いたい。

で、本題。 情報は本当に少ない。唯一は入手したマニュアルのみ。それでやってみました。危ない橋を渡ってしまったのです。 いろいろと勉強になりました。今思うと、偶然うまくいったという点が多々あります。

あと、DeviceNetを普段から使っている方にとってみると、「ばっかじゃね〜。常識じゃん〜。」 っていうのが多々含まれています。だって初めてでしたし。

だからこれを読んでどうなっても責任はもてません。参考にだけして下さいね。

さて、機器の構成。Q-CPUにQJ71DN91あといろいろ。繋がっているのはオムロンの温調計、三菱のインバーター。

さて、オムロンの温調計をIOモードで接続するにはCC-Linkが分かっていればなんのことなく繋がります。 私の使った温調計はデータの割付も本体で出来るので温度以外もいろいろと読み出したり、RUN/STOPしたり、 警報レベルを変えたりできます。 DNのバッファメモリにそれぞれのデータが割り付けられるのでCC-Linkのインテリ局と同じように読み書きできます。でも、 後になって調べると、温調器も品種によってはコンフィギャーを使って割付を変えないといけないものもある模様。 本体だけで設定できなかったりすることもあるので調査が必要と思われ。

QJ71DN91に設定するパラメタは、パラメタの自動設定を一度、起動してみてバッファメモリの内容を見てから考えればよいかと。 なまじっか考えるよりも機械に任せたほうが楽だった。たぶん、自動生成されたままで良いかと。

さて、問題は三菱のインバータ。まず、Device-Netの速度とかを設定するのに、インバータの品種によるでようが、 普通についている設定器FR-DU04だと設定できなかったりします。よくよく見ると、 インバータのDNオプションのマニュアルに書いてあります。FR-PU04が必要になったりします。#あんまり私、インバータ知りません。

とりあえず、割付は3種類から選べます。これを選ぶのにもFR-PU04でパラメタを設定する必要があります。っで、 割り付けられたものを通してIOモードで読み書きをすることが出来ますが、IOモードだと読み書きの完了信号がありません。周波数や電流、 電力の何れかを読むだけなら単に読んでいればいいでしょう。でも、 その割付を通じてパラメタの読み書きをしようとするとインバータとハンドシェークする手段がありません。書込みの完了を書き込んでから、 読み出して同じ事を確認するんでしょうが、読み出しはタイマで遅らせるということになるのでしょうか。

っで、Explicitメッセージ通信をすることになるのでしょうが、 やっぱりパラメタとかのデータを1つづつしか読み書きできないですし、なかなか不便。おまけに、 メッセージ通信の要求は100ms以上間隔を空けよとQJ71DN91のマニュアルに書いてあるので、メッセージ通信に速度は期待できない。

結局のところ、今の速度+今のデータ(電力、電流その他)の2つのデータを読み出すのIOモードで非常に簡単に読み出せる。しかし、 メッセージ通信を使うと1ワード単位の転送になってしまう。

これって、オムロンのCPUだともっと賢く、効率よく出来るのであろうか。

っと言うのが簡単なことの顛末です。感想としては、 メッセージ通信には速度は期待できないがIOモードでデータの転送をする範囲であればCC-Linkとあまり変わりなく使えるとい感じです。 じゃないと、Device-Net自体がリモートIOとかに使いにくいしね。なんか、 三菱のインバーターのDevice-Netのオプションカードがちょっと不自由な感じがしてしまった。もっと、 自由にIOモードで割付が出来れば使いやすいかも。まあ、しょうがないか。あと、本気でDevice-Netを使うにはコンフィグレータが必要になるかも。 OMRON24だと20万円ぐらいしますな。 コンフィグレータ使うとインバータも設定が楽になって融通が効いたのかは不明です。 使いやすさとしてはスレーブ装置側の設定の柔軟性によるところが大きいかもしれない。

とりあえず装置は動いています。

posted by 金銀堂 at 23:56| 兵庫 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 電気、電機、電器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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